ボブでございます。
今日も今日とて試乗会ネタです。
今日は690LC4シリーズのレビューを書いて行きたいと思います。
まずは690Duke STDです。
コイツはKTMストリートモデルのいわゆるベーシックモデル。
つまり一番基本的なモデルなのですね。
乗ってみると、低回転時はシングルっぽい「ドドドドド」っていう鼓動感はありますが、
回転を上げて走って行くと「マルチか?」と思うようなスムーズさです。
全域でトルクフルなのでとても扱いやすいです。
コーナリングはまさに軽快そのものですね。
車体そのものが軽いって言うのもそうですが、上質なWPのサスとLC4エンジンが相まってごまかしが効くのです(笑)
と、言う事は安心してコーナーに入って行けます。
ので、ライディングの楽しさをとても純粋に味わえるバイクだと思います。
ちなみに身長172cm、超短足のボブで足付きはこんな感じです。
がんばってるように見えますが意外と辛くないです。
車体が軽いので立ちゴケなどもしにくいと思います。
オシリをほんの少しずらせば足はべったり付くので、ボブは不安なく乗れました。
ただ、ボブの場合体重があるので。。。
もし足付きが悪くて怖いようであればローダウンもアリですね。
690Duke RはSTDをさらに走りに振ったモデルですね。
アクラのスリップオンのおかげでただでさえスムーズなLC4がさらにスムーズになってます。
前後サスもフルアジャスタブルになっており、バネレートも若干固くなってますね。
乗ってみると、STDに比べて動き一つ一つが上質になった感じです。
バネは固くなってますが、動きを阻害している感じは全くなく、踏ん張りだけが利くようになっている印象です。
サーキットユーザーの方なら、こっちですね。
あと、個人的に好きだったのはシートですね。
STDより上が丸くなっていて、横の体重移動はしやすかったです。
座り心地も上々。
ただ、シート高が上がっており、足付きはいいとは言いがたいですね。
ボブ、完全につま先立ちになりました(笑)
1290SDRの方が足付きは良かったです。
お次は690Enduro R。
コイツはちょっとした林道コースで試乗させてもらいました。
うん、かなり楽しくオフロードを走れちゃいます。
今回、Dukeと同じツインスパークエンジンが採用された事で低速のトルクが増したように思います。
斜面なんかでエンスト寸前の所でもアクセルさえちゃんと開ければドドドドッて登って行ってくれます。
車体もエンジンも大きめな690Enduro Rですが、いい意味でビッグオフ的な感じではないですね。
舗装路でもヒラヒラ動くし、エンデュランサー並の走破性もあって、ツーリングも出来る。
こんなバイク、他に無いです。
ただ、未舗装路ではあまり気になりませんでしたが、舗装路だと足付きの悪さを感じます。
ローダウンなど、ちょっと足付きを良くして取っ付きやすくするとより楽しめるかもしれません。
LC4ラストは690SMC R。
130kg台の半乾燥重量にハイパワーなLC4エンジンというスペックだけでワクワクするようなモデルです。
当然ですが、Dukeとはまた違う乗り味ですね。
前後のピッチングの動きが比較的大きく、体重移動で積極的に姿勢を制御して行ける感じです。
大排気量のSSなどに乗られていた方がモタードにハマるっていうのは良くあるパターンですが、すごくよくわかる気がします。
で、今回のモデルチェンジでこちらもツインスパークエンジンが搭載された訳ですが、
やはりサーキットでも扱いやすさは増しています。
ラインを外して失速してもごまかしはきいちゃいますし、体のアクションを使って制御する楽しさはDukeとはまた違う楽しさですね。
2014LC4モデルのトピックはSMC R/Enduro Rにツインスパークエンジンが搭載されたって言う所でしょうか。
Dukeシリーズは小変更にとどまりましたが、
正直、これ以上良くする所はあるのか?
というような完成度だと思います。
これ以上はカスタムの領域に踏み込んでしまうのでは。。。(笑)
どのバイクもホントにいい子たちです。
ご興味を持たれた方はぜひご来店ください。
ボブがいいとこも悪いとこも(あるのか?)全部白状致します。
オマケ
既にFacebookなどでちょろちょろ言っちゃってましたが、
ボブ、350SX-F買いました!!!!!えへへ。
そして、
WEXに参戦します!!!!!
350SX-Fでどこまでやれるか。
がんばってみたいと思います。
現在、親分の指導のもと350SX-Fエンデューロスペシャル化が進んでいます。
さあ、ボブと走ろう!ズル、ベタ、グチャ!(笑)
ボブでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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